労働経済学 第4回 失業
失業を減らすことは最大の政策目標
失業の定義
@ 仕事がなく、Aすぐに仕事がつけ、B仕事を探している
A 失業の経済学的意味
(1) 需要不足失業
(2) 摩擦的失業
情報の不完全性
労働移動のコスト
物理的コスト
産業・職業間の移動費用
A 失業の種類(2014)
自発的失業 92 万人
非自発的失業 72 万人
学卒未就職 11万人
その他の失業 55 万人
合計 236 万人
B 失業に関する経験法則
(1) 失業率の変化は景気に半年程度遅行する。
(2) フィリップス・カーブ
ニュージーランドの経済学者フィリップスが1861年から1957年のイギリスのデータから発見。当初は名目賃金上昇率と失業率の間に存在する逆相関関係だった
サミュエルソンとソローが、名目賃金上昇率を物価上昇率に変えた。
C 失業対策
大不況の失業が全体主義を許すことになった
摩擦的失業と需要不足失業
(1) 景気対策
(2) 摩擦的失業を防ぐ雇用政策
実際のフィリップス曲線