労働経済学 第3回 労働需要
1. 労働需要を規定する3つの要素
労働需要は生産からの派生需要
@生産量、A生産技術、B他の生産要素との相対価格
1981年→2001年 生産は319兆円→537兆円(1.7倍)
雇用 4572万人→5471万人(1.2倍)
2. 企業の労働需要
利潤=売上額−費用
利潤=製品価格×生産量−生産費用
生産量=f(労働量、資本量)
生産費用=労働費用+資本費用+固定費用
=賃金×雇用者数+リース料×ロボット台数+固定費用
3. 等生産量線
K:資本量
L* L(労働量)
4. 等費用線
生産費用=労働費用+資本費用+固定費用
=賃金×雇用者数+リース料×ロボット台数+固定費用
生産費用の予算 1億5000万円、年間賃金300万円、ロボットリース料250万円
固定費3000万円
生産費用(C)=賃金(w)×雇用者数(L)+リース料(r)×ロボット台数(K)
+固定費用(F)
C=wL+rK+F
K= −(w/r)L+(C−F)/r
5.企業の主体均衡
@通常の場合
A生産量が変化する場合
B技術が変化する場合
C賃金が変化する場合
賃金が変化すると、等費用線の傾きが変わる