経済社会学#10 教育と格差
1.なぜ受験競争はなくならないのか
(出所)『大解析2001年日本は変わる!』森永卓郎1996
家計支持者の年収と偏差値の重相関係数は0.884
(出所)山田昌弘『希望格差社会』1994.
2.パイプラインの漏れ
久富善之教授の受験競争メカニズム
@ 抑制された競争 戦後復興期 大学進学率1割
A 開かれた競争 1960-74 高校進学率 58%→90% 大学・短大進学率10%→38%
B 閉じられた競争 石油ショック後 進学率上昇が止まる
大学・短大進学率 1992年38%→2007年54% 再び開かれた競争に戻ったか?
(出所)山田昌弘『希望格差社会』1994.
博士号を取っても大学教員になれない 毎年7000人
753現象
日東駒専 JAL
3.教育格差の是認
国立大学の年間授業料 53万8000円(2006年) 1976年は3万6000円
大学卒業までの子育て費用 約2000万円
GDPに占める公的学校教育費 3.5%(OECD諸国30カ国中29位)
能力別クラス編成
3.アメリカの学歴社会
ブッシュ大統領はなぜイエール大学に入学できたのか
戦争と教育